2024年4月1日以降の発熱外来

感染症法に基づく第二種協定指定医療機関として発熱外来(感染症外来)を継続します。初診の方も診療しますが、同協定により「発熱、その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者さんの動線を分けるなどの感染防止対策」が求められていますので引き続き、発熱の有無に限らず感染症を疑わせるような症状がある場合は予約制とし、来院時の症状により診療場所を選択する等の院内感染防止対策を継続します。

直接来院されましてもすぐに診療できず、一旦ご帰宅いただく場合が多々ございます。お電話での事前予約にご協力をお願いします。

当院発熱外来のご案内

以下を必ずご確認のうえご予約してください

1)発熱外来の予約が必要な症状

発熱がない方や、ご自身で「花粉症による喉の違和感や咳だ」「咳喘息であり風邪ではない」等と判断されている場合でも、鼻汁・鼻閉、咽頭痛、咳などの上気道炎様症状や、嘔吐・下痢などの消化器症状がある場合など、何らかの感染症が否定できない症状がある場合は「発熱外来」の事前予約をお願いし、専用の待合室・診察室で初期対応します

2)事前電話予約制を継続します

Web予約不可
予約は当日のみになります。

*Web予約システム内で、「風邪症状等がある方はWeb予約はご利用いただけない」ことを明示しております。Web予約のうえでご来院いただきましても、ご希望の時間に診療はお約束できません。お手数ですが、電話予約をお願いします

3)専用の待合室で症状を確認し、
  診療する診察室を選択します。

①院内感染対策のため隔離が必要な場合
②抗原検査を実施する場合
③咽頭部の診察を要する場合
→「隔離診察室」を使用して診療します

④上記に該当しない場合
通常の診察室・処置室・検査室での診療とする場合があります(医師が判断します)

4)待ち時間についてご理解ください

1)予約時間に専用の待合室にご案内しますが、前の方の診療状況、医師・看護師の診療状況によりやむを得ず、ご案内が遅れる場合があります。

2)一般内科外来と並行して診療しており、内科外来を受診中の患者さんと同様に他患者さんの診察・検査の状況等により診療開始後に待ち時間が発生する可能性があります。発熱外来のみの診療ではありませんので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

5)新型コロナウイルス治療薬について

新型コロナウイルス感染症治療薬のうち、ゾコーバ・パキロビッドは当院では投与経験がなく、大阪府「外来対応医療機関」へ新型コロナウイルス感染症治療薬のうち投与可能な治療薬の登録・開示が求められていた際にも、「ラゲブリオのみ対応可能、ゾコーバ・パキロビッドは対応不可」と届け出ておりました。

2024年4月1日からいずれの治療薬も3割負担の方でも15,000円~30,000円程度の自己負担がかかるようになり、投与のメリットがある状況は非常に限られてくると考えており、当院では基本的に新型コロナウイルス治療薬は投与していません。

新型コロナウイルス感染症治療薬の投与を前提に受診を希望される場合は他医療機関への受診をご検討ください

受診方法

1)電話予約
お電話での事前予約をお願いします。
TEL:06-6955-6666
**木曜日は休診です**

発熱外来の予約対応時間
平日午前 08:50~12:20
平日午後 15:20~18:20
土曜午前 08:50~12:20
ご予約は当日のみとなります。

<診療時間/受付終了時刻
午前 09:00~12:30(12:00終了
午後 15:30~19:00(18:30終了
土曜 09:00~13:00(12:30終了

2)Web問診・保険証登録

来院前にWeb問診をお願いします。

>当院Web問診トップページ
*「発熱外来問診」です
*Web問診の始めで保険証画像をアップロードしていただくと、ご来院時の受付がスムーズになります。

**マイナ保険証はシステム不備がある場合があり、発熱外来では極力、従来の健康保険証を使用いただきますようお願いします

**ご体調の悪い中で院内での待ち時間が長くならないように上記システムとしていますが、来院後の保険証登録・問診用紙記入ももちろん可能です

3)ご来院・待合室
来院時、院外よりお電話ください
準備ができ次第お迎えに参ります。

院外でお待ちください。
TEL:06-6955-6666

院内ではマスク着用にご協力ください
4)診察・検査
専用の診察室で診察します。
(換気システム・HEPAフィルター・室内消毒)

感染症検査
・インフルエンザ抗原検査
・新型コロナウイルス抗原検査
・新型コロナウイルス核酸検出検査
→5~15分で結果判定。

*医師の判断で採血検査等を追加する場合があります


来院時の問診で隔離が必要ないと当院が判断する場合、レントゲン等の隔離診察室で対応できない検査が必要な場合等は、一般外来の診療に回っていただく場合があります
5)会計清算
キャッシュレス決済利用可能
PayPay・LINE Pay
クレジットカード

(VISA, Master, JCB, AMEX, Diners)
6)処方箋のお渡し
当院は院外処方です。
調剤薬局へ処方箋をご持参ください。

調剤薬局内の感染対策にもご協力をお願いします。

COVID-19の求職・休業・自宅待機

2023年5月7日で行政による自宅療養の要請は終了しました。

入院適応のある新型コロナウイルス感染症の中等症~重症例については引き続き、入院治療についてご説明いたします。

入院適応とされていない軽症例においては、当院からの休職指示や、休職を求める診断書記載は行いません

ただし基礎疾患等により重症化する場合もありますので、症状が強い場合は安静にされることが望ましいと考えます。高熱が持続している期間や、咳嗽などの症状が強く症状が悪化する時期については、職場とご相談のうえでご体調を優先されることをお勧めいたします。

学校については、インフルエンザ等と同様に学校保健安全法において下記が公示されましたが、企業・各事業主・個人商店等における出勤については、事業所および個々人の判断に委ねられますので勤務先へご確認ください。

学校における出席停止措置について

*これらの規則は随時、変更される場合があり、下記は交付時点での参考としていただき、最新情報については通院中の学校へ確認してください

3.学校における出席停止措置の取扱いに関する留意事項
○ 新型コロナウイルス感染症への感染が確認された児童生徒等に対する出席停止の期間は、「発症した後五日を経過し、かつ、症状が軽快した後一日を経過するまで」を基準とすること
○ 「症状が軽快」とは、従来の社会一般における療養期間の考え方と同様、解熱剤を使用せずに解熱し、かつ、呼吸器症状が改善傾向にあることを指すこと

学校保健安全法施行規則(2023年4月28日交付省令)より抜粋

証明書・診断書について

・新型コロナウイルスの「陰性証明書・陽性証明書」は発行していません。
・必要時は「診断書(税込2,200円)」を作成しますが、コロナ渦において行政から会社・学校へ証明書・診断書を求めないように要請されてきましたので、証明書は原則不要です。余分な自己負担とならないか、必要性をご確認ください。

新型コロナウイルスの検査について

・抗原検査
・核酸検出検査(NEAR法)
→当院内で10~15分で結果判定
医師が症状等により選択します。
(NEAR法の方が感度が高いですが抗原検査も当然有用な検査です。患者さんの自己負担も異なりますので、医学的な必要性に応じてご提案します)

・核酸検出検査(PCR法)
→外注検査のため結果は翌日以降
日常診療で患者さんにとって抗原検査・NEAR法を上回るメリットに乏しく、当院では基本的に行っていません

NEAR法(等温核酸増幅法検査)について

2020年に厚生労働省で核酸増幅法検査として認可されている「アボット社/ID NOW」という検査装置を用いて検査します。病院や診療所の検査室で検査ができ、当日その場で結果が確認できます。迅速な判断が必要とされたコロナ渦において、急性期病院・診療所の院内検査として活用されてきました。「PCR検査」ではありませんが、一般臨床においては「PCR検査と同等の検査」とお考えください。