当院の「発熱外来」について

通称に習い「発熱外来」としていますが、発熱症状に関わらず感染症症状に対する「感染症外来」として診療しています。

診療日は終日対応していますが、高齢の方、心臓病・腎不全・糖尿病などの基礎疾患がある方も受診されますので、院内感染対策には慎重を期しています。

新型コロナ・インフルエンザ検査の希望有無に関わらず、何らかの感染症が疑われる症状がある場合は予約制の「発熱外来(感染症外来)」として、専用の待合室・診察室で診療します。

直接来院されましてもすぐに発熱外来で診察できない場合が多々あります。予約をお取りして改めてご来院いただくことになりますので、お電話での事前予約にご協力をお願いします。

コロナ・インフル以外の症状について

例えば急性胆嚢炎や急性虫垂炎、急性腎盂腎炎などが疑われる症状の場合も、感染症の流行状態によっては院内感染対策のため、発熱外来へまずご来院いただき、隔離診察室において新型コロナウイルス・インフルエンザウイルス検査の陰性を確認後に、院内での採血・CT検査などを行う場合があります。抗原検査等の陽性・陰性の判断だけの受診にならないように心がけておりますが、感染対策として時間的・空間的な隔離を行う必要があり、検査・診療にご不便をおかけしますことへのご理解をお願いいたします。

受診方法

1)電話予約
お電話での事前予約をお願いします。
TEL:06-6955-6666
**木曜日は休診です**

発熱外来の予約対応時間
平日午前 08:50~12:20
平日午後 15:20~18:20
土曜午前 08:50~12:20
ご予約は当日のみとなります。

<診療時間/受付終了時刻
午前 09:00~12:30(12:00終了
午後 15:30~19:00(18:30終了
土曜 09:00~13:00(12:30終了

2)Web問診・保険証登録

来院前にWeb問診をお願いします。

>当院Web問診トップページ
*「発熱外来問診」です
*Web問診の始めで保険証画像をアップロードしていただくと、ご来院時の受付がスムーズになります。

**マイナ保険証はシステム不備がある場合があり、発熱外来では極力、従来の健康保険証を使用いただきますようお願いします

**ご体調の悪い中で院内での待ち時間が長くならないように上記システムとしていますが、来院後の保険証登録・問診用紙記入ももちろん可能です

3)ご来院・待合室
来院時、院外よりお電話ください
準備ができ次第お迎えに参ります。

院外でお待ちください。
TEL:06-6955-6666

院内ではマスク着用にご協力ください
4)診察・検査
専用の診察室で診察します。
(換気システム・HEPAフィルター・室内消毒)

感染症検査
・インフルエンザ抗原検査
・新型コロナウイルス抗原検査
・新型コロナウイルス核酸検出検査
→5~15分で結果判定。

*医師の判断で採血検査等を追加する場合があります
5)会計・処方箋のお渡し
専用の待合室・診察室内で会計

キャッシュレス決済利用可能
PayPay・LINE Pay
クレジットカード

(VISA, Master, JCB, AMEX, Diners)
6)処方箋のお渡し
当院は院外処方です。
調剤薬局へ処方箋をご持参ください。

調剤薬局内の感染対策にもご協力をお願いします。

COVID-19の求職・休業・自宅待機

2023年5月7日で行政による自宅療養の要請は終了しました。

入院適応のある新型コロナウイルス感染症の中等症~重症例については引き続き、入院治療についてご説明いたします。

入院適応とされていない軽症例においては、当院からの休職指示や、休職を求める診断書記載は行いません

ただし基礎疾患等により重症化する場合もありますので、症状が強い場合は安静にされることが望ましいと考えます。高熱が持続している期間や、咳嗽などの症状が強く症状が悪化する時期については、職場とご相談のうえでご体調を優先されることをお勧めいたします。

学校については、インフルエンザ等と同様に学校保健安全法において下記が公示されましたが、企業・各事業主・個人商店等における出勤については、事業所および個々人の判断に委ねられますので勤務先へご確認ください。

学校における出席停止措置について

*これらの規則は随時、変更される場合があり、下記は交付時点での参考としていただき、最新情報については通院中の学校へ確認してください

3.学校における出席停止措置の取扱いに関する留意事項
○ 新型コロナウイルス感染症への感染が確認された児童生徒等に対する出席停止の期間は、「発症した後五日を経過し、かつ、症状が軽快した後一日を経過するまで」を基準とすること
○ 「症状が軽快」とは、従来の社会一般における療養期間の考え方と同様、解熱剤を使用せずに解熱し、かつ、呼吸器症状が改善傾向にあることを指すこと

学校保健安全法施行規則(2023年4月28日交付省令)より抜粋

証明書・診断書について

・新型コロナウイルスの「陰性証明書・陽性証明書」は発行していません。
・必要時は「診断書(税込2,200円)」を作成しますが、コロナ渦において行政から会社・学校へ証明書・診断書を求めないように要請されてきましたので、証明書は原則不要です。余分な自己負担とならないか、必要性をご確認ください。

新型コロナウイルスの検査について

・抗原検査
・核酸検出検査(NEAR法)
→当院内で10~15分で結果判定
医師が症状等により選択します。
(NEAR法の方が感度が高いですが抗原検査も当然有用な検査です。患者さんの自己負担も異なりますので、医学的な必要性に応じてご提案します)

・核酸検出検査(PCR法)
→外注検査のため結果は翌日以降
日常診療で患者さんにとって抗原検査・NEAR法を上回るメリットに乏しく、当院では基本的に行っていません

NEAR法(等温核酸増幅法検査)について

2020年に厚生労働省で核酸増幅法検査として認可されている「アボット社/ID NOW」という検査装置を用いて検査します。病院や診療所の検査室で検査ができ、当日その場で結果が確認できます。迅速な判断が必要とされたコロナ渦において、急性期病院・診療所の院内検査として活用されてきました。「PCR検査」ではありませんが、一般臨床においては「PCR検査と同等の検査」とお考えください。