循環器内科 | うえはら内科クリニック | 大阪市旭区・関目高殿駅前

胸痛や動悸・息切れなど、気になる症状があればいつでも相談ください。

循環器内科クリニックとしての役割

循環器専門医として地域医療に貢献します。

1.循環器疾患の救急診療
 急病・緊急疾患を適切に診断し
 高次医療機関へ迅速に引き継ぐ

「健康診断で血圧が高めと言われていたAさん、突然に胸が締め付けられる胸痛が...。Google Mapで探した循環器内科に急いで受診。心電図・心エコー検査で急性心筋梗塞と診断、総合病院へ救急搬送され心臓カテーテル治療を受けました」

急性心筋梗塞、急性心不全、急性大動脈解離などの循環器疾患(心血管疾患)は、前兆を自覚する間もなく突然訪れます

初期診療において適切な検査・診断・処置を行い、心臓カテーテル治療や心臓外科手術、集中治療管理が可能な高次医療機関に迅速に治療を引き継ぐことが重要です。

当院では心電図・心エコー・心筋マーカー(トロポニン)・心不全マーカー(BNP)・血液ガス・腎機能検査などを院内で実施して診断を行い、連携病院へ紹介・搬送します。

大したことはないかもと思って受診された方に重篤な病気が見つかることも多々あります。

ご自身の体にいつもとは違う「?」を感じたら、迷わず受診なさってください

救急車を呼ぶべき症状

「強い胸痛が5分以上続く」
  >急性心筋梗塞?
「突然の強烈な背部痛」

  >大動脈解離?
「じっとしても
呼吸が苦しい
  >急性心不全?肺塞栓?

その他、非常に強い症状の場合は救急要請(119番)してください。

2.循環器疾患の継続診療
 高次医療機関からの引き継ぎ

無事治療を終えてほっとしたAさん。抗血小板薬・血圧やコレステロールのお薬を生涯服用する必要があると説明されました。しかしもう二度とあの苦しさは味わいたくありません。

循環器疾患の治療は無事退院すれば終わりではありません。ダメージを受けた心臓の機能を保つための投薬治療、心血管疾患が再発しないための二次予防を適切に行うことが重要です。

循環器内科クリニックの役割は退院時の投薬を継続するのみでなく、定期的に必要な検査を行って投薬内容を調整し、入院治療が必要な病状になれば高次医療機関に速やかに連携することです。

当院では、心電図・心エコー・胸部レントゲン・CT検査など必要な定期検査を行います。

心不全・腎不全を合併して細やかな投薬調整が必要な患者さんでは、腎機能や心不全マーカーも院内で当日測定し、投薬内容を調整します。

3.総合的な診療
 様々な合併疾患にも目を配った診療

入院中に蛋白尿・腎機能低下を指摘されたAさん、腎臓内科で腎硬化症と診断されました。腎機能を考慮した適切な高血圧治療が大事と説明されました。心筋梗塞後の治療に加えて、腎臓も大切にしていかなければならないようです。

循環器疾患(心血管疾患)の患者さんは生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症など)を合併されていることが多く、一つ一つの病気だけを診るのではなく、総合的に診療する必要があります。

また「心腎連関」という言葉があるように心臓・腎臓は密接に関連しており、循環器疾患の投薬治療を行ううえで腎機能への配慮は欠かせません

院長は腎臓専門医・透析専門医でもあり、慢性腎臓病・その他の腎臓疾患も併せて集学的な日常管理を行います。

他にも呼吸器疾患(喘息やCOPD)の心機能への影響、血液疾患(貧血や血球減少)、消化器疾患などを合併される患者さんも多くおられますが、総合内科専門医として各領域の診療ガイドライン等に基づいた適切な診療を行い、適切なタイミングで各科専門医へのコンサルトを行うようにし、患者さんの病状を総合的に診療するように務めています。

4.循環器疾患の発症予防
 生活習慣病の治療
 一次予防:未病の段階からの予防
 二次予防:心血管疾患の再発予防

退院から数ヶ月が経過したAさん。早期のカテーテル治療が功を奏し、心筋梗塞の後遺症としての心機能低下もわずかで済みました。仕事にも完全に復帰し、再発予防のため運動・食事に気をつけ、かかりつけ医へ通院しお薬もきちんと服用しています。

高血圧症・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病治療において大切なことがいくつかあります。

1.適切な目標設定

年齢、性別、合併疾患、既往症、一次予防目的か二次予防目的かなど、病状により目指すべき目標・数値は異なります。診療ガイドラインに準じてエビデンスに基づいた目標設定を行い、患者さんと一緒に病状を管理し、循環器疾患の発症予防に努めます。

2.適切な動機づけ

生活習慣病自体は自覚症状が乏しいものです。なんとなく服薬しているという状況だと、継続する意義が感じられなくなる方も多くおられます。目標値を意識することで達成状況を確認しながら治療すること、定期的に動脈硬化の状態や心臓・腎臓など主要臓器の機能を評価し治療が順調であるか確認することなどが重要だと考えています。

3.合併症の評価

生活習慣病治療の目的は臓器障害を予防することですので、合併症が生じていないか定期的に確認し、早期治療につなげることが大切です。

当院では、患者さんの状態に応じてこれらの検査を適宜行って投薬内容を調整するとともに、合併症の早期発見・早期治療に努めます。

・動脈硬化の評価
 >脈波図(CAVI・ABI)・頸動脈エコー

・循環器合併症の評価
 >心電図・心エコー検査など

・腎機能の評価
 >尿検査・血液検査

循環器内科を受診すべき症状

こんな症状はありませんか?

循環器疾患の可能性がある症状です

  • 胸が苦しい、胸が締め付けられる
  • 突然の強い背部痛
  • ドキドキする、動悸がする、脈が跳ぶ
  • 脈が遅い、フーッと意識を失いそうになる
  • 足がむくむ、歩くと息が切れる
  • 歩くと足がしびれる 痛くなる
  • 血圧が高い 頭痛がする

循環器内科を受診すべき検査異常

こんな異常を指摘されていませんか?

一度きちんと確認しましょう

  • 血圧が高い
  • コレステロール値が高い
  • 心電図検査で異常あり
  • 心雑音
  • 心拡大?心臓肥大?
  • 動脈硬化がある?
  • 大動脈が大きい? 大動脈瘤?

循環器疾患を調べるのに便利なサイト

インターネット、テレビ、雑誌、書籍には様々な医療情報が溢れ便利な反面、医学的根拠に乏しい情報や、あなたにとって有意義とは限らない情報もあると思います。

各学会のホームページに一般の方へ向けた解説ページがあるのをご存じですか?

とても分かりやすいものもたくさんありますので、是非参考になさってください。
大切なお体のことですので、より信頼できる情報を収集し、わからないことは受診して相談しましょう。

*循環器関連の指定難病(成人疾患の一例)
 全身性アミロイドーシス
 高安動脈炎
 特発性拡張型心筋症
 肥大型心筋症
 拘束型心筋症
 家族性高コレステロール血症
 サルコイドーシス
 肺動脈性肺高血圧症
 慢性血栓塞栓性肺高血圧

循環器内科で行う検査

当院で実施可能な検査

下記の採血検査は必要時には、
院内機器で測定可能(15~20分で判明)

  • 採血(心不全マーカー:BNP)
  • 採血(心筋マーカー:トロポニン)
  • 採血(肝機能・腎機能、血液ガス等)

下記検査は全て、院内で実施可能です

  • 胸部レントゲン
  • 心電図(12誘導心電図)
  • 24時間心電図(ホルター心電図)
  • 心臓超音波検査(心エコー)
  • 頸動脈超音波検査(頸動脈エコー)
  • 脈波図(CAVI-ABI)
  • 胸腹部CT検査(単純CT検査)
  • 呼吸機能検査
  • 簡易PSG検査

病院で受けていただく検査

  • 運動負荷心電図
  • 冠動脈CT検査
  • 心臓カテーテル検査
  • 電気生理学的検査
  • 心臓MRI検査
  • 心臓シンチグラフィ

連携病院、ご希望の病院へご紹介します。

提携病院はこちら

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お気軽にお問い合わせください。06−6955−6666月火水金 9:00-12:30 / 15:30-19:00, 土 9:00-13:00(休診:木・日祝/土曜午後)

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循環器専門医として継続診療します。

  • 高血圧症
  • 慢性心不全
  • 心臓弁膜症
  • 心筋症
    肥大型心筋症・拡張型心筋症など
  • 不整脈(心房細動など)
  • 陳旧性心筋梗塞・狭心症
  • 閉塞性下肢動脈硬化症(ASO)
  • 慢性肺血栓塞栓症
  • 睡眠時無呼吸症候群

カテーテル手術・心臓外科手術後

  • 冠動脈ステント留置術後
  • 冠動脈バイパス術後
  • 大動脈ステントグラフト内挿術後
  • 人工血管置換術後
  • カテーテルアブレーション術後
  • 下肢動脈ステント留置術後

在宅治療を行っている

  • CPAP
  • ASV
  • 在宅酸素療法

診療時間・アクセス

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診療時間

平日午前 09:00〜12:30(12:00受付終了
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平日 8:50~12:30/15:20~19:00
土曜 8:50~13:00
*木曜日は休診です

電話対応は診療開始10分前から


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初診の方は事前予約をお勧めします。

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・診察前の問診票記入が省略できます
・診察時に一から説明せずに済みます